上の梵字は私、隆健の筆による、サンスクリット語・般若心経からの一文字です。
ブログを途中からお読み頂いた方々の為に、過去のブログを、改めてご案内させて頂いております。なお、私のつぶやきは実生活には何の役にも立ちません。謝謝。..
つぶやきを進めましょう。
『大乗仏教』に『密教』の仮面を付ける。
仮面を付けたとたん、そこに『真言密教』の世界が浮かび上がる
それが私の『能』を通しての『真言密教』観です。
空海は、彼の著作『秘密曼荼羅十住心論（ひみつまんだらじゅうじゅうしんろん）』で
大乗仏教を10段階に分けて、下から上に順番に１～９番目までが大乗仏教（＝顕教）の世界、そして『真言密教』の地位を最高位・十番目に置いています。
そして、その世界を『秘密荘厳心』と名づけました。
演者が『能面』をつけて舞う『能舞台』を『真言密教』を以って例えれば、『能舞台』は正に・・・『能面』によって演者の素面（＝心）が『秘』された『荘厳』・華麗なる舞台世界（＝秘密荘厳心の世界）になっているとも申されましょう！
ちょっと、難しい専門用語が出て来てしまいました。
このお話も実生活には何の役にも立ちません。謝謝。
いつか、書いてみたいお話でした！
隆健・回顧録より。