高血圧の原因は?
血圧上昇の原因は以下の5つ。
- 心臓から送り出される血液の量が増える
- 末端の動脈の血流が悪くなる
- 体全体の血液量が多くなる
- 血液がドロドロして血流が悪くなる
- 大動脈が老化なので劣化して血流が悪くなる
前回は、1.心臓から送り出される血液の量が増えるの原因を調べました。
今回は、2.末端の動脈の血流が悪くなるの原因を調査したいと思います。
2.末端の動脈の血流が悪くなる
末端の動脈の血流が悪くなるのは、末梢の血管が細くなってしまうためです。
すると、体の先端まで血液が届かなくなり、皮膚や筋肉に、酸素や栄養素がいきわたらなくなります。
その結果、手先や足先が冷えたり、しびれや痛みを感じるようになります。
ひどくなると、びりびりした強い痛みやしびれをかんじるようになり、重症になると皮膚に潰瘍が生じたり、指が黒く壊死したりもします。
とくに脚の付け根の鼠径部(そけいぶ)の血管がつまりやすく、脚がすぐ疲れる、脚が痛むといった自覚症状がある方は要注意です。
末端の動脈の血流が悪くなる原因は…
血管の内側にコレステロールがたまることで、内側が狭くなり、血管の弾力性が失われているのです。
加齢に伴う老化現象がいちばんの原因ですが、糖尿病や高脂血症などにかかっていると、若くても起こります。