ストーリーは、
ある事情から水泳と距離をとっていた少年・七瀬遙は、どんなときにもそばにいてくれた橘真琴や、後輩の葉月渚との再会、竜ヶ崎怜との出会いにより仲間の大切さを思い出し、再び泳ぎ始める。かけがえのない仲間と絆で結ばれた遥は、新たなスタート台に立つ。
というお話です。
ハイ☆スピード（劇場版）で描かれた中学時代を経て、遥は、誠や渚、怜と一緒に、水泳を楽しんでいた。遥と渚は、今年で高校３年になり、進路を考え始める。
遥は、自分の将来を見つけられず、夏の大会は仲間と一緒に楽しみたいと話すも、集中出来ない自分が居た。そんな遥に、凛が、大会にはスカウトも来ているし、自分をアピールするチャンスなんだからと話すと、それがプレッシャーとなり、個人フリーの試合を途中放棄してしまう。
仲間も凛も驚き、どうしたと話すのだが、遥は取り合わず、メドレーはちゃんと泳ぐからと返答し、試合は終わってしまう。それなりの成績で終わるも、仲間との雰囲気はギクシャクしたまま。
誠は、水泳スクールの手伝いをしている内に、自分は水泳を教える立場になりたいと将来を決め、教育者になるべく、東京の大学に進学する事を考え始める。遥にその事を話すと、良かったと喜ぶも、自分は決められずにいた。
ある日、凛が遥を訪ね、一緒にオーストラリアに行こうと誘う。オーストラリアは、凛が留学していたところで、そこには、世界水泳競技が行われるプールがあった。プールのスタート地点に立った遥は、今までの自分を思い返し、自分に向き合う事が出来る。そして･･･。後は、映画を観てくださいね。
私、観るまで気が付かなかったのですが、この中学編を映画で観ていたんです。あれ？なんか見た事あるキャラクターがと思ったら、「ハイ☆スピード」というアニメの続編でした。うーん、間抜けすぎる私です。つーか、観る前にちゃんと調べろっつーの！
という訳で、観たのですが、面白かったです。なんか、驚いたのが、観る前にスマホとかのカメラで”撮影して良いよ”っていう場面があって、驚いて口がアングリしてしまいました。女の子たちが大喜びで写真を撮っていて、映画館で撮影って、凄い光景だなと思い驚きました。これ、面白いですね。マーベルとかの映画も、こんな場面があったら、SNSで拡散されるんだろうなぁ。ネットで画像を取れば良い事なんだけど、そこは、自分で撮影するって言うのが良いんじゃないのかな。カルチャーショックでした。
話が進むにつれ、あ、これ、知っていると思って、楽しくなって行ったのですが、水泳にかける青春って、イイねぇ。特に若い男の子たちが頑張っていて、感動でした。私も子供の頃はスイミングクラブに通っていたので、このちょっとでもタイムを縮める努力って解かるわぁと思いました。
この進路を決めるって、本当に悩むよね。誰もが自分の将来なんて分からないし、正解なんて無いから、助けてあげたくても、誰も助けられないのよ。でもね、何でも良いからやってみな。人生なんてギャンブルなんだから、失敗したら、やり直せばいいんだよ。私なんて、こんなババアになっても、あれもやってみたかったから、やり直してみようかななんて思うくらいです。自分で自分の未来を狭めないでね。
この映画、なんか、元気が出て、気持ち良くなりました。若い頃って、本当にイイなぁ。若い子を応援したくなるような内容で、とっても気に入りました。
私は、この映画、超！お薦めしたいと思います。今、実際の日本の水泳界も元気だし、オリンピックに向けて、こういうアニメで盛り上げて行くのも良いんじゃないかな。だって、アニメで描かれているような戦いが、今度は目の前で、日本で行われるなんて、そんな嬉しい事無いでしょ。そんな期待を込めて、ぜひ、観に行ってみてください。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
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