本来は日本に存在しない秘密諜報部員、いわゆるスパイ。
このドラマではスパイが実在しないのをいいことに、スパイのアジトもスパイたちのキャラやコスチュームも奇抜なものにして、
おふざけをやって描いたので、安っぽく空々しく見えてしまいました…
日本テレビ 土曜21時
「華麗なるスパイ」第8話
主演・長瀬智也
脚本・君塚良一、金沢達也
演出・狩山俊輔
そこで徐々におふざけ度を薄めていったところ視聴率低下を食い止めることができたので…
前回あたりはグッとシリアスに…
( ̄▽ ̄)b
初めからこんな感じなら10%を割らずに来れたのではと思うほどで…
前回の続きのストーリーである今回も、おふざけはほぼ小ネタ以外封印…
ミスター匠(柄本明)のアジトを脱出できるか!?
東京に仕掛けた細菌テロを防げるか!?
の緊張感で押しきりました…
それでも来栖(ナベアツ)が大好きで、京介(長瀬智也)に持って行かせたバナナが、脱出の時大活躍したり…
ドロシー(深田恭子)が武器として隠し持っていた目薬で流した涙が、ガスを発生させ…
(ドロシーの目は大丈夫なのか!?)
窮地を救ったり、
そんなわけねぇだろ!的なツッコミどころはありましたが、それは全体の中では許せる範囲のものでした…
やはり長瀬智也の演技の良さは熱く、渋くキメるところにあるので…
ダサい変装をさせたり…
という軽いノリは、それはそれでこなす人ですが…
やはり本領発揮とはいかないんですね…
そのへんのバランスが、このドラマはうまくいってなかったように思います…
連続ドラマは主演の役者の良さをどこまで生かせるかにかかってますからね…
「タイガー&ドラゴン」や「マイボス・マイヒーロー」はその成功例で…
今回はそれができそうで、できなかった失敗例ですね!
(^-^)b
10%台復帰を目指したい今回ですが…
フジテレビもテレビ朝日もスペシャルドラマをぶつけてきたので…
苦しいかもしれませんね…( ̄ー ̄)