小粒でピリリの快作…向井理の「傍聴マニア09」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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前回も面白かったんですが、記事を書かずスルーしてしまったのがこの作品。






レンタルビデオ屋で何となく借りてみたB級の映画が、やけに面白くて拾い物した気分になることがありますが、





このドラマはまさにそういう感じ。深夜に軽く見て楽しむにはぴったりの作品です!
(^-^)b






日本テレビ 木曜23時58分
「傍聴マニア09」第2話




主演―向井理
脚本―田村孝裕
演出―佐野達也





主なキャストは主人公の向井理と、ベテラン傍聴マニアの六角精児、検事志望の女子大生の南明奈の3人だけ…






この3人組が、毎回いろんな裁判を傍聴し、つっこみを入れるってだけなんですが、これが面白い。






原作本を以前読んだ時、こんなに面白いなら一度傍聴しに行ってみたいな~と思ったように、






このドラマを見ても、のりピーみたいに有名人の裁判じゃなくても、傍聴って面白いんだなとわからせてくれる作品になっています。






傍聴に行くと、1日にいろんな裁判をやっていて、傍聴マニアは罪名と被告人の名前が書かれた一覧を見て傍聴する裁判を選ぶわけです。






…で今回、向井・六角コンビはスケベ心丸出しで、女被告人の裁判ばかり見ようってことになります…





しかし、入ってみると…

松田誠子って名前なのにブスだったり…

カレンって名前なのにおばちゃんだったり…

由紀って名前なのに「よしのり」って男だったり…





なかなか、これって裁判にぶつからず途中退席続き。





そのあげくぶつかったのが生徒たちとワイセツ行為をした女教師の裁判。






被告人への質問は、そういう行為の具体的なところに及び、興奮する向井・六角。
o(^-^o)(o^-^)o





しかし、一番聞きたかった質問で、答える前に裁判官がもういいでしょうと止めてしまいます。






うーんしょぼん私めも聞きたかった…






そのあとバッティングセンターでストレス発散するようにその裁判官が打ちまくってるのは笑いましたけどね…






きっと、聞きたかったんですね、裁判官も。






でもって今回の女被告人祭り(笑)のメインが、






かつての不倫相手をゆすって金を払わせた女の裁判。





その不倫相手がどんな男かと思えば「古畑任三郎」の向島くんでお馴染みの小林隆。





この不倫相手が実はせこい男で、老獪な弁護士(左右田一平)は具体的な金に関する質問で、ゆすったのは悪いけど、この女にはそれぐらいもらってもいい理由がちゃんとあることをあぶり出します。





このへんの法廷戦術を、時には裁判の進行を止めて傍聴トリオが説明してくれたりするのも、このドラマの面白いところで…






なるほど…ってことがいつも出てきます…






向井理は変にふざけたりせず、ナチュラルな態度なのが逆に笑いを生み、アクの強い六角精児とナイスなコンビです!





今回の評価は…7





視聴率は深夜で、しかも「アメトーーク」の裏にしては大健闘の…

6.5%





ちょっと楽しみなドラマです!
まだ見てない方は軽い気持ちで見てみて下さい!
(^-^)b