なんか最後までややこしいまま終わったって感じでしたね…
分かったようなわからないような…
しかもまだ続ける気がありげな終わり方…
さすがに今回の視聴率だと、次は無いと思いますがね~
TBS 土曜19時56分
「ブラッディ・マンデイ」最終回
主演―三浦春馬
脚本―渡辺雄介
演出―平野俊一
前回スパイダーの正体は女医の倉野理沙(満島ひかり)だと分かったわけですが、
藤丸(三浦春馬)のことを、ずっと見ていた…って、アンタ誰?って話で…
結局、第1シリーズに出てた敷村教授の娘だったんですが…
そういえば出てたな…と思い出しはしましたけど、
小さい頃何度か会ってただけで、その後顔も忘れるくらいなんだから…
ずっと見ていた…はないでしょう。
考えたらスゴいでしょう、この理沙って子。
藤丸に匹敵するハッカーの勉強はするわ…
Jのような重要人物を入れる病院の医師になるわ…
おまけに某国のテロリストたちの仲間に日本人なのに入りこむわ…
よくそんな時間あるな…ってなもんですよ…
悪魔扱いされた父の無念を晴らすための復讐だった…って、それにしちゃ大げさですよね…やることが…
もっとわからないのはJ(成宮寛貴)とK(徳永えり)。
Jは当初自分を憎んでいた倉野を、他に「ホントに悪いヤツ」がいるからと丸めこんで、いろいろなことをやらせてたみたいなんですが…
結局、Jの目的は妹を救い出すだけだったんだろうか…
なぜKは生きていて、誰が何のために拉致してたのか?
大女のホタルはなんでJの味方なのか?
疑問だらけでした…
次のシリーズがあれば、またJが出る雰囲気だけは、残したまま…
あと八木くんと遥のエピソードは必要だったんでしょうか?
音弥(佐藤健)や霧島(吉沢悠)は最後まで中途半端な存在でしたね。
あと変に思わせ振りな萩原(高嶋政宏)と加納(松重豊)の会話は何だったんでしょう?最後まで萩原は胡散臭いまま終わってしまいました…。
【総評】
「もう誰も死なさない」って藤丸がやたら言うわりには、よく人が死にましたよね、このドラマ。
葵に始まり、折原や南海まで。しかもテロリストの連中がバンバン銃をぶっ放して殺す殺す…そいつらもホタルとホーネット以外みんな死にましたね。
とにかく話を広げすぎで、ややこしすぎて、全体の構図がわかるまで回数がかかり、その内我慢できず視聴者が離れてしまいました…
録画率が高かったのは、リアルタイムで見ない若い人が、後でゆっくり見たからでしょうね。
そういう見方ならややこしくてもいいんでしょうが…
話の展開に追いつくのが大変で、役者の演技は二の次って感じでした…
三浦春馬は怒ったり驚いたり嘆いたりしてばかりでしたからね…(汗)