すごいんですよ…とにかく…市川海老蔵って人は…
モテるってことを言ってるんじゃないですよ…
目力が半端ないんです!
歌舞伎を見たことのない方もチャンスがあったら、一度彼の舞台を見てみると良いですよ。
その迫力はスゴいの一言…
悪者を退治する役なら相手を震え上がらせ、
人を殺す役ならホント殺してしまうのでは!?
って感じなんです。
そんな海老蔵が初の現代劇主演。
しかも松本清張に挑戦しました。
日本テレビ 3月16日21時
「霧の旗」
主演―市川海老蔵
脚本―中園健司
演出―重光亨彦
海老蔵本人は自然な演技を心がけ、かなり抑えて演技をしたと語ってましたが…
どうしてもね…
ちょっと力の入った演技になると、セリフの口調やしぐさ、表情がオーバーになってしまうんですね…
そりゃ仕方ないのかもしれません…
体にしみついたものがありますからね。
どうせ、サスペンスをやらせるなら冷酷な殺人犯とかをやらせたかったです…
這い上がってきた男というより、親の跡を継いだボンボンの弁護士っぽかったです。
また、残念だったのは無実の兄が獄死し、弁護してくれなかった海老蔵を恨みに思い復讐の鬼と化す相武紗季。
「ブザー・ビート」のあの悪女ぶりをまた見せてくれるか…と期待してましたが…
それほどでもなく、手ぬるい感じでしたね…
色仕掛けも唐突な感じで…。
しかし、何より不思議だったのは、脇のキャストの安っぽさ。
東貴博とか…
カンニング竹山とか…
柳原可奈子とか…
なんで?ってなもんで。
日本テレビが気合い入れてんのか、入れてないのか、よく分かりませんでした。
あと時代背景を現代にしてたんでしょうが、ちょっと不自然なとこがあったし、
銀座のクラブっていうより、地方のスナックみたいでしたよね…
まぁ…いいか…
それにしても津川雅彦、よく働いてますね~
やたらスペシャルドラマで見る気がします…
評価は…
ってとこかな…