前回、前々回と非常に良い出来でしたが…
今回はそれなりに…って感じでした…
日本テレビ 土曜21時
「怪物くん」第6話
主演―大野智
脚本―西田征史、高橋悠也
演出―中島悟
憶測ですが、これまで脚本を書いてきた西田が今回は書かず、高橋という人に任せて気になるところだけ手を加えたのでは…と思います。
一番気になったのは、怪物くんのヒロシへの悪態のつき方が、あまりにキツすぎる…ってこと。
これまで学んできたことがまるで生きてないのでは…?って思えてしまうほどでした。
父親に放っておかれ、いつも一人ぼっちでいたから、ひねくれた性格になってしまったのはわかるけど…
それでもあんまりですね…
また、大野くんが迫真の演技なので、スゴいイヤなヤツに見えてしまうんです…
ドラキュラ(八嶋智人)やオオカミ男(上島竜兵)との関係も相変わらずだし…
微妙なさじ加減なんですがね…
そういう意味で、今回はこれまでのパターンの踏襲にすぎない回でした…
チラっとでも、怪物くんの成長ぶりを見せてくれたら…納得できるんですが…
脚本は弱かったですが、キャストは皆、頑張っていて、
大野くんの孤独だった時を語る暗い表情をはじめ、複雑な性格の怪物くんのさまざまな感情を演じ分ける上手さ。
上島竜兵の情感豊かなしゃべり、八嶋智人の説得力、子役の濱田龍臣の健気さ、いずれもドラマの質を高め…
今回は鹿賀丈史の大王が人間界に来て、ビシっとしめてくれました。
今回の評価は…
次回はやっとデモキン(松岡昌宏)が復活…
特殊メーク無しで、人間界に来るそうです…
大野とどんな絡みを見せるか楽しみです…
(^-^)b