感情に流されない検視官のつらさ…「臨場」視聴率 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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検視官って厳しい仕事だな~と痛感させられる回でした…





実際はなかなか無いでしょうが、自分の知り合いの遺体を検視するなんてことになったら…





テレビ朝日 水曜21時
「臨場」第7話



主演―内野聖陽
脚本―尾西兼一
演出―石川一郎





小坂(松下由樹)のところへ取材に来た雑誌記者・梨緒(前田愛)が自宅で遺体で発見されます…





指名手配中の殺人犯を糾弾した記事を書き、その男に襲われた直後に…。





共に男社会の中で、偏見と戦いながら働く者同士、共感した小坂と梨緒。





その遺体の見立てを倉石(内野聖陽)は小坂にさせます。





警察は他殺と意気込みますが、小坂は自他殺不明の見立て、倉石は壁の窪みに目をつけます…





しかし、そうは見立てたものの、生前の梨緒を知る小坂は自殺したとは思えず…っていう話。





結局、梨緒は幼い時に性的虐待を受け、それを守るため母親は父と無理心中。





自分のせいで両親が死んだという心の傷を抱え、女である自分を否定、男社会で男と肩を並べて生きる道を選んだのです…





しかし、男に襲われ、所詮自分は性的対象の女であることをまた思い知らされ…




鏡を頭で叩き割り、壁に身を投じて包丁を刺し自殺したのでした…





悲しい死ですね…
性的虐待が及ぼす、許しがたい影響力に、改めて腹が立つとともに…





表面上は出てなくても、そんな苦しみを抱えた女性が世間には沢山いるのだろうな…と思いました。





AV女優たちのインタビューを集めた本を以前読んだ時も、かなり多くの女優がそんな幼児体験を持っていることに驚かされた記憶があります。





このドラマは老人の孤独死や現代にありがちなテーマを持ってきますね…





高視聴率の理由がわかります…





今回の評価は…7





ちなみに視聴率は…





18.6%
(前週比アップ1.6%)




堂々の数字です!
( ̄▽ ̄)b