このドラマ、はっきり言ってオススメです。
子供の心が荒んでいるようでいて、それぞれ事情があって、そうなっている…
それを担任のハガネ(吉瀬美智子)が体をはって理解していくというしくみになっていて…
見たあとの後味が悪くないんです…
救いがあるので…
また子役がどの子もうまいんですね…ホント。
テレビ朝日 金曜23時15分
「ハガネの女」第2話
主演―吉瀬美智子
脚本―大石哲也
演出―唐木希浩
しかし、れもんちゃん、ホントに改心したんだろうか?
怖かったですね…
ウサギ小屋でブスッブスッてウサギを刺し殺したり、
それを目撃した優介を階段から突き落としたり、
優介と広が歩いてる後ろからツバを吐きかけながら、「死んじゃえばいいのに…」とつぶやいたり…
体育の授業でピッチャーの優介に手が滑ったふりしてバッドを投げつけたり…
そして、しまいにはハガネにバッドで殴りかかったり…
心壊れすぎでしょ…
いくら母親に人の痛みの分かるいい子になるよう、うるさく言われて、痛みが分からないのを苦にしていたとはいえ…
私めなどはひねくれ者なので、母親やまわりに改心したふりして、いつかまたやるのでは…と思ってしまうんですよね…
それぐらいリアルに怖かったんですね。
Σ(゜д゜;)
確かに人の痛みが分からないから、子供って平気で残酷なことをするってところはあります。
そこへいくと、優介は名前のとおり優しい子です。
広を守るため、二人でツバ吐きごっこをするところとか、なんて良いヤツなのか…と。
そして、れもんを好きだからなのか、理由があるからあんなことをするのだ…とれもんをかばうんです。
う、う、泣かせる…
正体がばれ、いじめられる側に回ったれもんにも、
「ホントは(母親のゴシップ記事を貼っていやがらせした愛梨に)謝るつもりだったんだろ…」
と、優しい言葉をかけます…
ホント、いいやつ!!
子役たちに食われない熱演を吉瀬美智子がしていて、ハガネぶりを発揮してます。
恋には弱いという弱点が面白いですね。
天海祐希的なキャラになりつつあります。
今回の評価は…
ただ設楽統の演技がどうも気になります…
本人はうまいつもりみたいで…。
( ̄▽ ̄)b