引き続きドラマミタローが選ぶ春ドラマアカデミー賞。この記事では最優秀主演男優賞と女優賞を発表します。
さぁ…誰だと思いますか?
ではまず主演女優賞の方から…
ノミネートしたのは…
「八日目の蝉」
檀れい
不倫相手の家の赤ちゃんを奪って逃げるという、暴挙に出る女性を、一途な感じで演じ、不快感を与えなかったのがお手柄でした。
「Mother」
松雪泰子
松雪はこれが12年ぶりの連ドラ主演。名女優田中裕子と名子役芦田愛菜にはさまれながらも、抑えた感情表敬で母として娘としてのヒロインの心の移ろいを演じていました。
「ヤンキー君とメガネちゃん」
仲里依紗
大器の片鱗を見せてくれました。旬の女優の勢いというか、ボケキャラとヤンキーキャラの変わり身など、惚れぼれする鮮やかさでした。この先目が離せない女優さんです。
「ハガネの女」
吉瀬美智子
正直期待してませんでしたが、始まってみたら、「なかなかやるな~!」と感心する演技で驚きました。
この人がちょんまげ頭で素っぴんの演技をするとは思いませんでした。
以上、4人の中から最優秀主演女優賞に輝いたのは…
「Mother」
松雪泰子
若い頃からいい女優さんでしたが(「白鳥麗子でございます」は傑作!)人生経験を積んで、演技に深みが増しましたね。
彼女のドラマの代表作の一つとなりました。
続いて最優秀主演男優賞…
ノミネートされたのは…
「臨場2」
内野聖陽
食わず嫌いで前作を見なかったのを反省して、今回ちゃんと見たわけですが、この人らしい個性的な演技ながらそれに違和感はありませんでした。懐の広い人情味を感じさせました。
「ヤンキー君とメガネちゃん」
成宮寛貴
当初、成宮が今さら高校生役?と懸念しましたが、他の年下の役者たちに混じっても違和感のない演技を見せたのは十分評価にあたいします。
確かな演技力を持った人ですね…
「チェイス」
江口洋介
単なる正義感だけではなく、復讐に燃えるダークな部分ものぞかせるしたたかな演技を見せました。
「怪物くん」
大野智
これも見る前はあまり期待してなかったのですが、大野の演技力の高さに毎回感心させられることになりました。
怪物くんになりきる、そのなりきり演技に役者魂を感じさせさえしました。
「新参者」
阿部寛
あえて原作どおりの加賀とはやや違う自分なりの加賀を創造したところに阿部の役者根性を感じました。
怪しげすぎましたけどね…
以上、5人の中から最優秀主演男優賞に輝いたのは…
「怪物くん」
大野智
内野でも阿部でも良いところですが、今クールは大野を選びたいと思います。
底知れない才能の持ち主が、その一部しかまだ見せていない感じで、この人にいろんな役を演じてほしい思いに駆られました。
さて次の記事ではいよいよ最優秀作品賞と春ドラマの満足度ランキングベスト10を発表します。