ファイヤー後藤って…東山紀之「GM」第1話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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もっと普通の医療ドラマでやってくれていいんだけどな~
ってのが正直な感想。
サービス過剰なんですね…このドラマ。





せっかく東山が医者を演じるんだからユニークに…って思ったらしく、
潔癖症で患者に触れずに診断する風変わりだが優秀な総合診療医というキャラづけまではいいんですが…





TBS 日曜21時
「GM~踊れドクター」第1話



主演―東山紀之
脚本―林宏司
演出―武藤淳





アメリカで最も総合診療で権威ある病院にいた名医の後藤(東山紀之)は、実は元売れないアイドル。
(-゜3゚)ノ
少年隊のようにはなれず、あっさり解散。





その頃の夢を絶ちがたく、再デビューできるというサギ話に引っ掛かり日本に帰国して来るというもの。





本人はすっかりその気で、すでに芸名入りの名刺も用意してて、その名も「ファイヤー後藤」(笑)





自称ダンサーだけに踊る、踊る…





町中でも急に踊り出しちゃうし、

疑問を解くため考える時もムーンウォークしちゃうし、





うーんしょぼん
そこまでせんでもなぁ~って感じなんですよね。





ダンスの美しさは東山の武器ではありますが…(汗)





病気の謎解き自体は二転三転して、十分面白いんですから…





そんな突飛なキャラが、研修医(多部未華子)に雇われて、ダメな総合診療科に入ってくる…って、それ不自然でしょう?





なんで事務長(八嶋智人)や院長(大和田伸也)が、お前なんか雇った覚えはない…とつまみ出さないのか…。




まぁそんなツッコミどころに目をつぶれば、「コード・ブルー」の林宏司が脚本だけに、よくできてるドラマなわけで…





教授の娘婿なのに離婚し、ダメ総合診療科に飛ばされた氷室(椎名桔平)をはじめ、
院内のことは何でも知っている情報通(生瀬勝久)、

すぐ患者にメスを入れたがる元外科医(小池栄子)、

対人恐怖症で人と話せない元病理医(吉沢悠)





とダメな総合診療科のメンバーは皆魅力的なキャラでハマリ役。





目が腫れてるだのお菊人形だの散々な言われようの多部も、ひたむきキャラで頑張っています。





クールな看護師役の大倉忠義はこんな個性の強い顔ぶれの中で埋もれないか、勝負どころという感じ。





ただし、関ジャニの歌う主題歌はドラマと合ってませんね…軽い感じで。





お荷物の総合診療科をつぶそうとしてる院長や事務長にどう対抗していくか、そこを楽しみに見たいと思います。





今回の評価は…7