秋ドラマアカデミー賞、演技賞の最後は最優秀主演男優賞です。
ノミネートされたのは…
「流れ星」
竹野内豊
久々に渋い大人の男の恋愛を見せてくれました。寡黙な男の発する一言一言の重み。ラストの「帰ろう…」にわが女房しびれておりました…
「フリーター、家を買う。」
二宮和也
ダメダメから成長していく普通の青年を、演技を感じさせない細やかさで演じてました。もう母親の世話は自分には無理だ…と泣くシーンには泣かされました。
「SPEC」
加瀬亮
これまでのイメージと違って硬派な荒々しい役でしたが、演じこなしてました。戸田とのコンビネーションもどんどん良くなっていきました。
「Q10」
佐藤健
ロボットに恋するという非現実な設定をウソくさく見せないのは、彼の「普通」を演じるうまさゆえでした。今年めざましく進化した人です。
「獣医ドリトル」
小栗旬
主演俳優としての風格が身に付いたことに感心しました。憎まれ口をききながら実は動物に優しい二面性をさらりと演じてみせました。
主演女優賞以上にハイレベルな激戦!
最終的に竹野内か二宮か悩んだ末に…
最優秀主演男優賞は…
「フリーター、家を買う。」
二宮和也
どちらを選んでもいいくらいのものなのですが、二宮にしました。
彼の相手の演技を受け止める「受けの演技」のうまさはやはりスゴいと改めて感心しました。
…ということで、残すは最優秀作品賞ですが、そちらは秋ドラマ満足度ランキングと一緒に明日発表します。
お楽しみに…