秋ドラマ、仕事がいつも以上に忙しかったため、最後まで見続けたのは10本でした。
その10本を満足度でランキングし、その1位を秋ドラマアカデミー賞の最優秀作品賞としたいと思います。
ではまず…10位
「ナサケの女」
今クール、途中でリタイアしたのは3本、「モリのアサガオ」「秘密」「パーフェクト・リポート」
この作品、リタイアせずに最後まで見たのが不思議なほど。
見ていて特に腹が立たないので、つい見てしまった感じでした。
9位
「黄金の豚」
これもリタイアしかかったのですが、まぁ見てしまった作品。
中園ミホの脚本で篠原涼子主演「ナサケの女」が見たかったというのが最終的な見解。
8位
「ギルティ」
最初のうちの緊張感で復讐を見せ続けてくれたら傑作になっていたかも…
玉木宏との恋愛ネタが足を引っ張り、ラスト2回で完全に評価を落としました。
7位
「医龍3」
まさかこの人気シリーズものに裏切られるとは…。
スタッフが飽きたか、脚本家が医療ドラマ連投で準備不足だったか、いつもの良さを失い、終盤やっと本来の良さを取り戻しました。
6位
「獣医ドリトル」
獣医を主人公にする着眼点は良かったが、無理に動物がらみの話と人間のドラマをリンクさせようとして、その作為が気になって、いまいち感動できませんでした。
5位
「SPEC」
「ケイゾク」の時同様、とんがった作りで、わざとややこしくしているように見えました…それがファンにはたまらないものの万人受けしなかった理由。
ただし、その意欲は嫌いではありません。
4位
「セカンドバージン」
スタッフの意欲を評価したいのはこれも同様。よくぞNHKでここまで…という挑戦に感心しました。どぎつい一歩手前で抑える節度をわきまえた大石静の脚本が光ってました。
さて残るはベスト3ですが…これが大混戦!
それぞれ一長一短があり、ほぼ横一線の評価。
とはいえ、順位をつけなければいけないので、最終的につけた順位が…
3位
「フリーター、家を買う。」
トータルの総合点なら、これが1位かもしれません。
ただ、やはりいろいろと欲張りすぎて散漫になった感が強く、同じ脚本家の「僕の生きる道」シリーズのようなシンプルさが欲しかったように思います。
隣の西本さんの息子を演じたジャニーズの破壊的なヘタさも減点の対象。
いくら二宮にくっつけての売り込みとはいえ、丸山隆平1人で良かったはず。
2位
「流れ星」
終盤グイグイ良くなったのでその勢いで1位にしたかったのですが、よ~く頭を冷やしてみると、途中が中だるみしてたし…、北乃きいに輝きがなかったり、松田翔太が主治医に見えなかったり、減点対象が結構あるので…
残念ながら2位にしました…
ということで、秋ドラマアカデミー賞、最優秀作品賞は…
「Q10」
なぜ、「Q10」を選んだかは、総評でじっくり書きたいと思います。
まぁ、簡単に言えば、好きなタイプのドラマだからということになってしまいますが…