財前直見って最近見なかったなぁ~って思って調べたら、この人長年演じてた「スチュワーデス刑事」のスタッフと結婚し、その後子供を産み休んでたんですね。
なので久しぶりの連ドラ出演。今クールはNHKで主演し、日本テレビの「美咲ナンバー1!!」で助演といきなりの掛け持ち。
ちょっと過去の人っぽい女優が京都を舞台のミステリー…って、どうもテレビ朝日っぽいなと思ったら…
NHK 火曜22時
「フェイク~京都美術事件絵巻~」
主演…財前直見
脚本…岩下悠子
演出…大原拓
最後のスタッフロールを見て納得。制作が東映なんですね。
道理でテレビ朝日っぽいわけだ。
…っていうか、NHK、ちゃんと自分のところで作れよ。
そんなよそのスタッフに作らせてんなよ!と思ってしまいました。
視聴率欲しさなんでしょうが…
NHKは視聴率を気にせずNHKでなければ作れないものを作って欲しいのに…
まぁ作品の方は…手慣れたスタッフがそれなりにちゃんと手堅く作っているという感じでした。
新鮮味は全く無し…
主人公はパリ帰りの一流の目利き、浦沢右(財前直見)。
警察が美術関係の犯罪の時に協力を依頼する教授(寺田農)の知人で大学の講師となり教授に代わって、捜査に協力するという設定。
お約束っぽく、ちょっと変わり者キャラで、やたら大きなリュックを背負い、髪型も服装も独特で、すぐ立て替えた経費を要求するケチ。
その浦沢が登場するなり、盗難予告のあった展示品が贋作だと見抜きます。
明らかに館長(宅麻伸)と学芸員(松本明子)が怪しく、どっちかだろう…と思ったら…。
45分の1話完結ですから、無駄なくトントン進み、「相棒」のようにちょっとした犯人なりの事情もあり…ってことになるわけです。
相変わらずアイドル口調の南野陽子の女刑事もどうかな…って感じで。
もっと美術とからませたマニアックな内容ならいいのに…とは思います。
どうですかね…これで視聴率いいんだろうか?
と思ったら…
6.2%
…でした。
まぁ今週は裏がみな特番だったから…というのはありますが、そんなもんでしょう…今後も。
今回の評価は…