みんないい人になって終わりました…「冬のサクラ」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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2話分をだら~っと見てしまいました…



TBS日曜21時
「冬のサクラ」最終回



主演…草なぎ剛
脚本…高橋麻紀
演出…山室大輔、吉田健





航一(高嶋政伸)が愛人理恵に刺されたものの、同じ珍しい血液型の肇(佐藤健)の輸血で一命をとりとめ…





萌奈美(今井美樹)のことも遂にあきらめ、拍子抜けするくらいいい人になってしまいます。





航一と肇は同じ父親なのか?と思いましたがそのへんはうやむやのままでしたね…





萌奈美につらく当たっていた姑(江波杏子)もすっかり物わかりのいい人になってしまいました…
そんなに人間変わるかってぐらいに…





萌奈美は祐(草なぎ剛)の優しさに包まれながら死んでいきます。





互いに相手を思いやり、愛する気持ちを口に出さなかった2人…

亡くなった後に写真の後ろに生前萌奈美が書いた、愛していますのメッセージを見つけます…





感動的なシーンですが、涙するほどではないのは、このドラマにはまりきれてなかったからでしょう…





草なぎ剛は脚本の弱さにもめげず、朴吶な青年を好演していました…





久しぶりの連ドラ出演だった今井美樹は、やっぱり今井美樹は今井美樹だな…という感想。今後も起用されるかは微妙…。お母さん役が増えていくんではないでしょうか…





高嶋政伸はあまりに強烈な演技で、改心してもまだ裏があるのでは?と勘ぐりたくなるほど…





楽しんで敵役をやってましたね…
善人役の多かった人だけに…





あと佐藤健が成長のあとを見せ、自然体で草なぎ剛にぶつかり見劣りしない演技を見せたのは立派でした。




内容的には、なぜ航一が萌奈美の身体の心配をしないのか?
萌奈美は命より記憶を失うことにやたらとこだわったのか?
もっと早く手術していればもしやというのはあったのでは?





いろんな疑問が未消化で、残念さの残る作品でした。