今までも何度か書きましたが、ドラマはフィクションである以上、歴史に忠実でなければならない…というのは通じない話だとは思っています。
脚本家の創作がそこに加味されるのは避けられないとも思います…
しかし…
この脚本家の場合、そこに「この人スキ!」
「この人キライ!」
という私情が露骨に入りすぎています…
NHK 日曜20時
「江~姫たちの戦国」第10話
主演…上野樹里
脚本…田渕久美子
演出…野田雄介
何しろ脚本家、田渕久美子の織田信長好きには、辟易させられましたが…
その一方で、秀吉(岸谷五朗)は大河史上最低の秀吉として描かれています。
仮にも天下統一を果たした英雄をこのドラマでは単なる野心家でお市(鈴木保奈美)大好きの「サル」として扱っているのです。
脚本家の「だって私、秀吉なんて好きじゃないし…」という私情が明らかに感じられます。
脚本にそう書かれている以上、岸谷五朗もそう演じるしかない…
岸谷も損な役をやらされたものです…
もっと多面的に秀吉という怪物的な人物を描いてくれないと、ますます今後存在が大きくなっていくので、不安でなりません…
まぁ…さほど期待はしてないのですが…
たぶんこんな感じでずっと行きそうなので…
しかし、どのタイミングで前田利家は出てくるのでしょうか?
今回の評価は…