錦戸亮が力量を発揮…「犬を飼うということ」第4話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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これだから連続ドラマって簡単にリタイアできないな…と改めて感じた回でした。





今回は脚本にも力が入っていましたが、錦戸亮のパパが実にいい演技をして光っていました。





テレビ朝日 金曜23時15分
「犬を飼うということ」第4話



主演…錦戸亮
脚本…寺田敏雄
演出…遠藤光貴





金持ちの男の子から高価なカードを巻き上げるグループに加担している長男。





それが母親(水川あさみ)にバレてビンタをくらいます。





心を入れ替えて返そうとしますが、こんなのいるか!と池に投げられ、パパが買ってくれた自分のカードもグループのボスに投げられ…





そこへ錦戸パパが登場…池の中にザブザブ入って、カードを拾い、お前らの親が一生懸命働いて稼いだ金で買ったカードだから大事にしろ!!と一喝します。





…で帰ってきて風呂あがり…実はこの長男がひねくれていたのは自分が生まれたせいで両親が結婚しなければいけなくなり、それで貧乏なんだ…と思いこんでいたことがわかります。





すると錦戸パパ、水川ママにはビンタをするなと言ってたのに、自分もビンタ…




自分はママが好きだから結婚したんだ…お前ができたからじゃない…





ウチが貧乏なのは情けないけど、これが父ちゃんの実力だ…





真摯に子供を叱り、自分の至らなさも認める潔さ。熱い演技でグッとくるものがありました…





ここぞ…というところで見せる演技力…錦戸亮の力量がやっと発揮しきれたシーンだったと思います。





しかし、息子の仲間にしろ、ドレスコードつきでパーティーに呼ぶ娘の友達にしろ、憎らしい演技がどの子も上手いですね…リアルに。





今の子供たちをひどく描きすぎかな…と気になります。





今回の評価は…7