いや~、なんかしみじみと心に響く良い回でしたね。
泣けましたよ、ホント。
日本テレビ 水曜22時
「家政婦のミタ」第10話
主演…松嶋菜々子
脚本…遊川和彦
演出…石尾純
次男の海斗が母親参観で、母親への感謝の作文を書いて読むという課題が出され…
いない人は父親でもいい…ってことで父親への感謝を書こうとするのですが…って話。
今どき、こんなデリカシーのない課題を出す学校はないとは思いますが…まぁそこは目をつぶって。
自分たちを捨て自殺してしまった母親凪子への、子供たちの心のわだかまりを、自分も死のうとしたことのあるミタ(松嶋菜々子)が、凪子の思いを代弁して解消してあげるのでした。
自殺ではなく事故だったのだ…と。
体は死のうとしても、心ではギリギリで死にたくなかったはず…
子供たち一人一人への凪子の思いを代弁する言葉は、特に心打たれました。
そして…
「他の人たちは関係ありません。それはあなたたちが決めることです!」
いつもの言葉がいつも以上に子供たちには響いたはず。
海斗が書いた作文も感動的でした。兄弟の中で3番目という半端な位置の海斗に書かせたところがミソで…
4人の中ではやはりこの海斗役の綾部守人くんが一番演技がいいので、泣けてきました。
ミタが書いた花丸にもやられました。
更に、これも今まで何度も出てきた…ミタが遊園地でファミリーセットを買って夫と息子を偲ぶシーン。
その悲しみから立ち直らせようと、今度は子供たちがミタに必死でくい下がります。
「これ以上優しくしないで…」と叫ぶミタの素の声にはドキッとしました。
代わりにボクたちが食べるとファミリーセットをパクつく子供たち。
そして…「ミタさん、オウチに帰ろう…」
って。
ここも泣けましたね。
(T_T)
いや~最終回前だというのに、この見ごたえ!恐れ入りました。
うらら(相武紗季)のお見合い相手が勝地涼って…同じスタッフの「リバウンド」のシャレなんでしょうね。
うららちゃんはともかく、ミタがどうなるか結末が気になります。
今回の評価は…