今週発売の週刊新潮で、電車の中吊りで目を引く記事があったのでご紹介します。
題して…
第1回「新潮ラズベリー賞」発表!
このドラマとこの女優が今年最低だったと断言します!
これはアカデミー賞と同じ時期に発表になる最低なハリウッド映画に贈る「ゴールデンラズベリー賞」にちなんで、ドラマ版のラズベリー賞を決めようというものなんです。
選んだのはドラマの主要どころをチェックしている…ってことになってる作家麻生千晶、放送評論家島野功緒、コラムニスト丸山タケシ、ライター吉川潮、匿名の芸能記者の5人。
それぞれが最低作品賞、最低主演男優賞、主演女優賞、助演男優賞、助演女優賞をあげているのです。
それによると…
今年の最低作品賞は…
「江~姫たちの戦国」3票
「南極大陸」2票
というわけで、「江~姫たちの戦国」が最低ってことに。
これは私めも大いに同感です。
このブログでもいくら批判しても、全く変わらないので根負けし、途中でリタイアしてしまいました。
過去50作の大河ドラマの中でも質的に最低の作品だと断言できます。
いくら史料の少ない人物だからと言って、それを何でもありに結びつけた脚本田渕久美子と、それを容認したNHKスタッフには、ホント腹が立ってなりません。
散々記事でも書いたので細かいことは書きませんが…
来年の「平清盛」に期待したいと思います。
続いて最低主演女優賞は…
上野樹里「江~姫たちの戦国」 4票
こちらは圧勝。
まぁ…これは、そもそも子役がやるべき少女時代も演じなければならなかったとか、ありえないことをやらせた脚本、演出の責任もあり、同情の余地はありますが…
それにしても…というところは多々ありましたね。
「のだめ」イメージ脱却のために彼女にはかなりの努力が必要かと思います。
一方、最低主演男優賞は…
木村拓哉「南極大陸」 3票
織田裕二 「外交官黒田康作」 2票
キムタクに関しては…
「以前のようなオーラもないのに、本人が気づいていない」(麻生氏)
「「月の恋人」あたりから人気に黄信号が灯り始めましたが、今回でいよいよ赤信号」(吉田氏)
「どんな役柄でもキムタクにしか見えないという特徴こそ、キムタクのキムタクたる所以ですが、さすがにネタが尽きてきた」(芸能記者)
と3人とも辛口評価。
キムタクに関しては、今まで記事にも書いてますので私の考えはあえて書きません。
ちなみに2位の織田裕二に関しては…
「常に“俺、すごく役柄にのめり込んでます!”と言いたげな雰囲気が強くてイタい」(丸山氏)
「難しい顔をするだけで演技に深みも何もなく、パターン化された演技しかできない」(麻生氏)
…と、こちらもボロクソ。
最低女優賞は…混戦状態。
水川あさみ「江~姫たちの戦国」 2票
宮沢りえ「江~姫たちの戦国」 1票
真矢みき「陽はまた昇る」 1票
芦田愛菜「南極大陸」
1票
水川はキンキン声のせいですかね…
真矢みきには納得…
最後に最低助演男優賞…
速水もこみち「リバウンド」 2票
向井理「江~姫たちの戦国」 2票
速水は確かに…
まぁ役がひどかったですけどね。
向井は、もう登場の頃にはリタイアしていたのでノーコメントです。