松山ケンイチvs伊東四朗「平清盛」第2話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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今回はとにかくこの二人の対決に尽きますね。





NHK 日曜20時
「平清盛」第2話



主演…松山ケンイチ
脚本…藤本有紀
演出…柴田岳志





平家の棟梁の息子だと言うのに、暴れん坊でグレているまだローティーンの平太(松山ケンイチ)。





子役が演じるんでもまだいいぐらいの年齢なのですが…





実の父親と噂される…時の最高権力者白河法皇(伊東四朗)に直に会いに行き詰め寄る対決シーンは松山ケンイチでないと…というスタッフの意図があったのでしょう。





見ごたえのあるシーンとなりました。





お前はいやしい白拍子が産んだ子で、今お前がいるそこで自分が殺させたのだ…




と真実をぶちまける時の伊東四朗の迫力たるや…
まさに怪物!





真実を知り、なぜそんな忌まわしい出生の自分が生きていかねばならないのかと懊悩する平太。





そんな平太に更に冷酷に、それはお前の中にもののけの血が入っているからだ…とかぶせて、ニヤリ笑って去っていく法皇…





スゴい!
伊東四朗恐るべし…
今回限りで見られなくなるのがホント残念…





そこでは押しまくられていた平太ですが、後日法皇の前で舞を舞うことになり…




途中から舞を崩して剣を振り回し、法皇に荒々しく迫ります。





その迫力たるや、松山ケンイチも負けちゃいねぇぞの気迫。





平太の中に流れる自らと同じ「もののけの血」を見届け法皇も満足だったんでしょうね。





もう一人の父親忠盛役の中井貴一も、暴れん坊の息子を見守る度量の大きさを感じる演技を見せてくれました。





私お気に入りの阿部サダヲや佐藤二朗が今後どんなユニークな貴族ぶりを見せてくれるか、そちらも楽しみです。





今回の評価は…7





視聴率が低いから…と変に軌道修正せず毅然と今の作りで行って欲しいです。