現在と過去を軽々と…「13歳のハローワーク」第2話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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このドラマ、これまでのタイムスリップものになかったくらい軽々と現在と過去を主人公が行き来するんですね。





そのウムを言わさぬ潔さが爽快で、松岡昌宏得意のグイグイと押す演技と相まって理屈を超えた面白さになっています。





テレビ朝日 金曜23時15分
「13歳のハローワーク」第2話



主演…松岡昌宏
脚本…大石哲也
演出…塚本連平





とはいえ、タイムスリップにはそれなりにルールもあるようで…





過去にタイムスリップしている間に現在(つまり未来)のことを話そうとすると、13歳の鉄平の体に異変が起き苦しむ…というのと…。




結果がわかっている競馬で大儲けしようとすると阻まれる…みたいに、タイムスリップを私欲で利用しようとするとダメみたいです。




前回はヤクザの手下だった高野(横山裕)は実は東大法学部を出ていて、しかも金持ちの息子らしく…





自分が何をしたいか分からず職を転々としていて…





親からの仕送りを止められマンションにも住めなくなった高野は鉄平(松岡昌宏)と塾講師翔子(桐谷美玲)の部屋に世話になりながら働くことに…





金儲けに目のない塾オーナー(風吹ジュン)に命じられ、スゴいナットを試作しているネジ工場に投資すべきか探るために送りこまれます…





現代で投資ファンドをやっている村山(長谷川朝晴)が、13歳の村山で鉄平がいる塾にいて、その父親が銀行マン。





バブルの頃でブイブイの銀行マンの父親はネジ工場への融資を止めようとしていて…って話。





13歳の村山はネジ工場の娘を好きになるのですが…





鉄平たちと関わる内に、心が変わって、現代に戻ってみたら冷徹な儲け主義の村山が夢のような事業にも金を出すという考えに変わっていて…





父親の死後も細々とナットの試作を続けている娘を訪ね出資を申し出るというオチでした。





ホントは13歳の自分を警察のエリートになるよう鍛え直すのが目的なのに、いつも他の人たちを変えてしまうというのがパターンのようです。





バブルの頃にいる有名人に鉄平が遭遇し、それを続けろ…と言うのもお約束にするつもりなのか…





初回は岡本夏生のハイレグで、今回はデーブ・スペクターのダジャレでした…(笑)。
今後は誰が出るんでしょうか…





今回の評価は…7





現代の高野(古田新太)は、過去にタイムスリップした鉄平のことを覚えているっぽいですが、なぜ黙っているんでしょうか…?