冬ドラマアカデミー賞…最優秀助演男優賞 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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冬ドラマアカデミー賞…
続いては最優秀助演男優賞の発表です。





この部門、今クールはノミネートしたい人がかなり沢山いて5人に絞るのに苦労しました。





そりゃそうですよね…1つのドラマに主役は1人か2人ですが脇役はそれぞれ大勢いるわけですから…





そこで1作品からノミネートするのは1人に絞ることにしました。





まずは…





瑛太
「ラッキーセブン」



→途中から仕事の都合で出なくなってしまい、最終回だけまた少し出るという異例なパターンでしたが…





W主演のように出ている間は存在感が大きく、主役を食ってしまう演技でした。




アクションのキレの良さは目をみはるものがあり、ひとクセもふたクセもある硬軟自在の演技は実に魅力的でした。





この「ラッキーセブン」では大泉洋もノミネートしたかったのですが…





続いて個性的な男優たちがヒロインを支えた…
「ストロベリーナイト」からは…



西島秀俊



→まさに助演のお手本のようなアシスト。クセの強いヒロインを優しく温かくフォローする…いわゆる中和剤的な役割を果たしました。





他にもこのドラマでは…
遠藤憲一、武田鉄矢、生瀬勝久、小出恵介、渡辺いっけい、高嶋政宏らがきっちりとキャラクターを演じていましたね。





「最高の人生の終り方」からは…



山崎努



→終盤になって幽霊ということが明かされましたが、不思議な存在感で思わせ振りなことを主人公に語るユニークな役でした。





そこだけグッと引き締まるような空気感はただならぬものがありましたね…





豪華キャストという意味では今クール随一だった…

「運命の人」からは…



吹越満



単なる正義漢ではない…ちょっとクセのある弁護士を淡々と演じてみせ…異彩を放っていました。





北大路欣也、柄本明、大森南朋、松重豊、最終回の泉谷しげるらノミネートしたい人は沢山いる作品ではありましたが…





最後に、ヒロインを取り巻く男たちの再生を描いた…
「早海さんと呼ばれる日」からは…



船越英一郎



→今までこの人の演技に感心したことはあまりありませんでしたが…





今回のダメ親父役は、真っ当な人間に戻っていくさまを繊細に演じて、キャリアを重ねた役者だからこその演技の深みを見せてくれました。





このドラマは船越の息子役の井ノ原快彦、要潤、中丸雄一、森永悠希らいずれも好演でした。





以上、5人の中から最優秀助演男優賞に選ばれたのは…





いろいろ悩んだ末に…
ご批判も覚悟の上で…





瑛太
「ラッキーセブン」





かつて途中から出なくなってこんなに騒がれた人はいたでしょうか?





それだけ出ている間に視聴者にインパクトを与えたわけで…





主役を脇役が食ってしまうのは脇役の本分ではないとは思いますが…





瑛太という役者のすごさの一面を見せつけたという意味で評価したいと思います。