めでたしめでたし…「もう一度君に、プロポーズ」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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タイトルどおりにもう一度プロポーズをして、めでたしめでたしの最終回でございました…





TBS 金曜22時
「もう一度君に、プロポーズ」最終回



主演…竹野内豊
脚本…桐野世樹
演出…村上正典





それぞれの人物が向き合うべきものときちんと向き合うことにして、前向きになる…という最終回は見ていて気持ちよいものですよね。





波留(竹野内豊)は一切取り乱すことなく毅然と父太助(小野寺昭)の葬儀を済ませ…





跡継ぎのいないミズシマオートの経営を社長(光石研)引退後は受け継ぐことを告げ…





太助の遺した手紙の中から実母(朝加真由美)の存在を知り、ちゃんと会って語り合い…





母が自分を手放した理由やその後の思いを聞いて、心のわだかまりから解放されます…





また、可南子(和久井映見)は読むのをためらっていた日記をちゃんと読むことにし…





それなりに幸せに送っていたことを知り、その日々を初めからやり直す決心をします。





子供が好きな可南子に対し、自分の生い立ちのため子作りをためらった波留は、そのことを改めて可南子に詫びました。





2人が結婚式を挙げ、この前は「離婚しよう…」と切り出した教会で、もう一度プロポーズをする波留。





いや~渋いプロポーズでしたね。波留らしい…





そして6年後、2人の間には男の子が…というラストでした。





予定調和といえばそうかもしれませんが、じっくり丁寧に2人の心理を描いてきたので…





素直に良かった良かったと思えるラストでした。





今回の評価は…7





視聴率がイマイチだったのは残念でしたが…





今クール数少ない恋愛ドラマとして、良質さを保ってくれた作品でした。





それにしても裕樹(山本裕典)からずっと避けられ続け、結局別れた彼女(市川由衣)は可哀想な役でしたね。





なんのフォローも無いし…(笑)