フジテレビの「月9」という枠にある種の感慨を持っているのは、何歳くらいから上の世代でしょうか?
私めなどはもろにその世代で…ハマッて見た作品がかなりあるんですが…
自分も歳を取ったせいか、ハマッて見る作品が最近はなかなか無くて…
7月9日スタート
フジテレビ 月曜21時
「リッチマン、プアウーマン」
主演…小栗旬
脚本…安達奈緒子
演出…西浦正記、田中亮
王道のラブストーリーが久々に見れそうだと、私めは期待を寄せているわけです。
恋愛ドラマはメインの男女が魅力的でなければならないのですが…
その時代、時代の象徴的な人物であることも重要です。
この作品で小栗旬が演じる主人公の日向徹は、1時間で600万円稼ぐIT企業の社長。
容赦のない強気な発言と優れた発想力から、カリスマ的な力で会社を牽引し、8年で株式時価総額3000億の企業にまでにした男。
強気な上に偏屈な性格で当然敵も多い。
こういうクセのある人物は小栗旬の得意とするところ…カリスマ性をどこまで説得力のある演技で見せてくれるかがポイントでしょう。
同じこの枠の「月の恋人」で木村拓哉が演じた時は、どうも企業のトップに見えづらい部分がありましたから…
小栗に対するヒロインは石原さとみ演じる就活中の東大生澤木千尋。
自己PRが苦手で面接は失敗ばかり…そのため内定ゼロ。
そんな千尋が日向の会社の説明会に出て、日向に激しくバカにされ、千尋が言い返すことから2人は出会う…
そして鼻っ柱の強い千尋を日向は雇うことにして…
2人の関係が接近するにつれ、お互いに変わっていくという話。
ふてくされ顔が似合う石原さとみにはぴったりの役。高学歴でも就職難という今っぽいキャラクターを上手く演じてくれそうです。
2人の対立ぶりと変化していくさまがどう描かれるかが、とても重要でしょうね。
その鍵を握るのがフジテレビのヤングシナリオ大賞受賞者でフジテレビが育てようとしている若手の安達奈緒子。
三浦春馬と戸田恵梨香の「大切なことはすべて君が教えてくれた」を書いた人で、あの時よりは成長してくれているといいのですが…
そして、メインの2人を取り巻く中で重要な人物としては…
日向の片腕である副社長の朝比奈恒介に井浦新。(元ARATAです)
年下の社長を支えていますが、彼が演じるからには何かありそうですね…先々は。
その妹で日向の会社のビルに新しく入るレストランのシェフである耀子に相武紗季。
「ブザービート」の時は、たっぷり悪女っぷりを見せてくれた相武、今回はどんなキャラクターなのか…楽しみです。
期待度…★★★★★★★★(1位)
私めが期待度ランキングで1位にすると、視聴率が悪かったり、内容がひどかったり…になるジンクスがあるんですが、そうなりませんように…( ´△`)
視聴率予想は…13~15%
ちょっと弱気の予想にしときます。