主人公に共感を抱けるかはドラマを見る上で重要なことですが…
このドラマの速水(向井理)という医師には、どうもまだ共感を抱きづらくて…
(注:私めが向井理を嫌いというわけではありませんので…念のため…)
母親思いなのはよく分かりますが…
事情も言わずに職場放棄みたいな形で山を下りちゃうし…
若手医師なのに、母親の手術は自分がやると言い張ったり…で、
そういうひっかかるところがあると、見ていても感情が乗りづらくて…
手遅れで助けられなかった速水の悲嘆が、いまいちグッと来なかったんですね。残念ながら…
なので、前回助けた患者(内山理名)からお礼の手紙が来て、ドイツ行きの話を蹴って山の診療所でやる決意をするのも…
何か唐突に感じてなりませんでした。
大体、あのタイミングで速水にドイツ行きの話をする教授(松重豊)も、どんだけ無神経なんだと、びっくりしましたけどね…。
まぁ…遥(尾野真千子)もエキセントリックさがおさまったし、山の診療所を舞台にした医療ドラマに次回以降本腰を入れてくれそうで、それは何よりです。
しかし、前回の内山理名を置き去りにした登山者といい、今回の医師がいないのをやたらと怒る登山者といい、何でこのドラマに登場する登山者はイヤな感じなんでしょう…
見ていてイヤな気分になります。
今回の評価は…