主治医(安田顕)に今のうちに自分しか知らない大事なことは、誰かに伝えておくように…ってことと、
仕事に支障をきたし始めるから職場の少なくとも雇い主には病気のことを伝えた方がいい…ってことを言われた圭介(豊川悦司)は?
という回でした。
フジテレビ 日曜21時
「ビューティフルレイン」第4話
主演…豊川悦司、芦田愛菜
脚本…羽原大介
演出…小林義則
圭介は主治医の指示どおり、美雨(芦田愛菜)になぜ美雨という名前をつけたか?とか、産んでわずかで亡くなったママのことなどを話してあげるのでした。
話せる内に…という圭介の思いは切ないものがあり、淡々と話すその心の内が察せられました。
仕事でも物忘れのイージーミスを重ねる圭介に社長(蟹江敬三)がついにキレた時、「お父ちゃんは忘れる病気だから」と言いたいのに、「黙ってろ」と言われたのを守って、口をつぐんで耐える美雨が健気でした。
私めとしましては、それを受けて圭介が社長に病気のことを明かすで十分だったんですが…
美雨はお父さんの病気が早く治る祈りが通じるように…と四つ葉のクローバーを4つ集めていて…
3つまで見つけたら、熱中症で倒れてしまい…
4つ集められなかったことを圭介に泣きながら詫びるくだりは…
視聴者を泣かせようというスタッフのあざとい意図を感じてしまい…むしろ引いてしまいました。
芦田愛菜ちゃん大熱演ではありましたけど…
一方、社長の娘アカネ(中谷美紀)の方は、今回離婚したがっていない夫(山中聡)が登場しましたが…
アカネもアルツハイマーなのか、そのへんはまだ分かりません。あまり物忘れしてないようですし…
あと、このドラマでは、根っから天然のバカキャラを演じている三浦翔平が、明るいいいアクセントになっています。
「ハングリー!」「クレオパトラな女たち」と3クール連続で出ていますが、いろんな役柄を演じる器用さがありますね。
今回の評価は…