ネット社会への問題提起…「高校入試」最終回 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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終盤になって謎が解けてきて面白くなってきましたが、それと同時に脚本の湊かなえがこのドラマで訴えかけたかったことがむき出しになってきました。




フジテレビ 土曜23時10分
「高校入試」最終回



主演…長澤まさみ
脚本…湊かなえ
演出…星護



私ごとですが、私めも自分が担当した番組が2ちゃんねるなどでどんな言われ方をしているか気になって見ることはあります。




そこには心ない中傷が書かれていることがありますが、あまり気にしないようにしています。
それが視聴者すべての意見ではありませんからね。




しかし、私めのようにネット社会の中で育ったわけではない世代なら、それも可能ですが、




幼いときからネット社会にどっぷりつかって育った世代は学校の裏サイトとかもあって、そういうところで攻撃することも叩かれる恐怖もよく知ってるんですよね。




そんなネット社会への警鐘もこめたことが全部の謎が解けた時によくわかりました。



協力者のもう1人はやはり荻野先生でしたね。いきさつは複雑でしたけどね。



田辺兄は田辺弟の今回の犯行を受けて、定時制に通うように前向きにはなったみたいです。
ムダではなかったわけですね。



しかし、受験番号を書いてるか書いてないかを試験官次第で対応が変わるのを攻撃するとか…




最後まで教育現場のディテールがよく描かれていて、教師のありようが非常によくわかる興味深い学園ドラマでした。




今回の評価は…7





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