今回は遠藤家側を中心に事件当日を振り返った回でした。
これまであまりにモヤ~っとした感じに具体性が出てきて、サスペンス度が高まりました。
TBS 金曜22時
「夜行観覧車」第3話
主演…鈴木京香
脚本…奥寺佐渡子
演出…塚原あゆ子
事件のキーである高橋家の次男慎司(中川大志)。事件当日の朝、試合の日なのにゴミ捨て場にシューズやウエアが捨てられているのを見つけ…ショックを受ける。
慎司は成績のことで悩んでいるらしく、母親の淳子(石田ゆり子)は部活に励むのをやめさせようとしたのかもしれません。
慎司を心ひそかに慕っている遠藤家の娘彩花(杉咲花)は試合に出ず下校中の慎司に出なかったことをとがめると口論に…
好きだった慎司に冷たく突き放され、彩花の心は更に荒み、母親の真弓(鈴木京香)がまた逆撫でするようなことを言うので、荒れ狂います。
中川大志も、杉咲花も将来有望な子たちで、デリケートな思春期の子供の心の揺れをしっかり演じています。
遠藤家で彩花が荒れたあと、今度は高橋家から慎司が荒れ淳子が叫ぶ声が聞こえます。
今回は遠藤家側からなので、高橋家で何があったのかは映さないのがミソで…
そのあと、彩花にナプキンを買いに行かされた真弓はコンビニで慎司に会い、財布を忘れたという慎司に金を渡します。
今回で怪しさがグッと増したのは遠藤家の夫啓介(宮迫博之)で…
殺された高橋家の夫弘幸(田中哲司)に1000万を借りながら真弓には黙っていたこと…
真弓が犯人を見たと言ってた人影は、高橋家から出てきた啓介で、小島夫人(夏木マリ)に見られていたこと…
啓介と淳子は何か秘密を共有していること…
次回、結城刑事(高橋克典)が啓介に聞き取り調査しますが…
さて…
まだまだ最終回まで回数があるので、事実をどう小出しにするのか気になるところです。
原作を読んでないので全く検討がつきません。
今回の評価は…
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