たえ子の別れた娘への言葉…「とんび」第4話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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今回のテーマは「秘すれば花」
なんでも開けっぴろげな現代では、なかなか理解されにくくなっている言葉ですが…




TBS 日曜21時
「とんび」第4話


主演…内野聖陽
脚本…森下佳子
演出…平川雄一朗




現代の旭(佐藤健)は「ゲイなの?」とあらぬ疑いを坂本(吹石一恵)にかけられても、自分の坂本への恋心を隠して、シングルマザーの坂本の暮らしをサポートしています。




そんな旭が幼かった時、まわりの大人たちは、旭をかばって美佐子(常盤貴子)が死んだことを旭に隠していました。




しかし、旭も大きくなってきてなぜ母親が死んだのか知りたくなり、いろんな人に聞いて回る…仕方なく安男(内野聖陽)は自分をかばって死んだんだとウソをつきます。




例によって海雲和尚(柄本明)のナイスフォローもあり、旭は信じ込み、安男にお母さんから貰った命だから、お互い頑張って生きていこう…なんて、泣ける言葉を安男にかけるのでした。





…なんて良い子なんだ!旭。
演じている福崎那由他という子役くんも目が清らかで、純真そのもの。ナイスな人選です。




その本筋とは別に今回最大の泣きポイントは、たえ子(麻生祐未)の昔別れた娘(徳永えり)との名乗り合えない対面のシーン。




この場面はNHK版でも小泉今日子が名演技で泣かせてくれましたが、今回も
麻生祐未がそれとなく娘に言う言葉の一つ一つに母親の娘への思いが溢れていて、泣けました。




麻生祐未はホントいい女優になりましたね。もっと評価されてもいいのに…




次回で海雲が死んでしまうんですかね、また泣けそうです。





今回の評価は…8

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