こちらはこちらで悪くない…「dinner」第4話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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「とんび」が裏なので視聴率がイマイチですが、これが他の枠ならもっと取るはずなのに…と残念に思います。




しっかり作られた群像劇で、今回もイイ話でした。




フジテレビ 日曜21時
「dinner」第4話


主演…江口洋介
脚本…黒岩勉
演出…小林義則




今回は女性シェフ武藤(関めぐみ)がメイン。男社会のシェフの世界で女性でもなめられず生きていきたい…と人一倍頑張り屋の武藤。




しかし、初回からチョコチョコ見せてきましたが、武藤の近い関係の誰かが犯罪を犯したらしく、刑事が張り込みをしています。




…で、今回やっとそれは議員秘書をしている父親(北見敏之)が議員の汚職の証拠となる帳簿を持ち出し逃げていることが分かります。





その父親洋文が店に現れます。支配人(倉科カナ)が武藤の作るラビオリを勧め、注文しますが…




武藤は作るのを拒みます。仕事人間で厳格だった父親に反発し、家出してシェフになったのです。江崎(江口洋介)にプロなら作れ…と叱られ作る武藤。




刑事が踏み込んできてせっかくの料理は食べられないか…というところで、
この店に客を装ってきていた奥園警部(濱田マリ)が自分も大好きなラビオリをぜひ食べさせたいと粋な計らいをしてくれます。




まさか濱田マリが警部とは思いませんでした。




食べ終わって洋文は逮捕。
食べ終わった皿には、武藤にとって唯一父との思い出である絵を誉めてくれた時と同じ花丸がソースで描かれていました。




そして、武藤は連行されていく父親と対面を果たします。
なかなかイイ話でしたね。
関めぐみは地味ながら良い女優さんです。勝ち気な役がよく合います。




今回は江崎の影が薄かったものの、自分が修業した店にも素晴らしい女性シェフがいたという話は、ラストをきっちり締めました。




キチンとしっかり作られた良質なドラマだと思います。




今回の評価は…7





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