親の前では泣いても…「いつか陽のあたる場所で」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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前回綾香(飯島直子)がかけた電話に不審なものを感じ、今回は富山から綾香の父親(前田吟)がわざわざ出てきました…





前回、旧友の倉本(安田顕)に綾香のことで父親はツラい目にあった…お前は富山には帰って来るな…と言われた綾香は…





NHK 火曜22時
「いつか陽のあたる場所で」第5話



主演…上戸彩、飯島直子
脚本…高橋麻紀
演出…山内宗信




これまでこのドラマ、上戸彩主演と書いてきましたが、飯島直子とのW主演だったんですね…(^_^;)
今さらですが…。今回から直します。





綾香は上京してきた父親文彦の前では殊更明るくふるまい、自分は東京でちゃんとやれてるから大丈夫とアピールします。





しかし、娘が強がりな性格なのは重々承知している文彦は、本心を聞くに聞けず、そのまま帰ることに…




仕事があるからと綾香は芭子(上戸彩)に見送りを頼みますが、ホームの飯倉さん(江波杏子)に…




親は子供の作り笑いなんて見たくない、悲しい時は素直に涙を見せてもらいたいものなんだよ…と諭され、駅に向かいます。




ここの江波杏子の含みのある演技が素晴らしかった…たぶん飯倉さんも子供との間に何かあったんだな…と分かるし、綾香のことを見抜いている感じがさりげない中によくあらわれていました。




ベタではありますが、ギリギリ電車の出発に間に合い、窓越しの別れ…
寂しくなったら富山に会いに行ってもいいかな…と素直に言うことができました。




綾香はホント飯島直子にはまり役で、今回などは真骨頂の回でした。




また、前田吟の受けの演技も父親の心情が切々と伝わり、いいお父さんだな…そりゃ芭子も羨ましくなると思わせるものでした。





家族のありがたみを知った芭子は、父親の墓に参って詫び、弟(大東駿介)の結婚式に偽名で祝電を打ちました。




心を打つ文章でしたが、リリーという名で、あの意味深な内容は、ちょっと臨席者は誰だよ?と気になったでしょうね…(笑)




浅野温子の顔芸が見られました。
まぁ最終回には許してあげるんでしょうね、このお母さんも…




竜雷太と松金よね子の町会長夫婦が、人情味があって温かく、ドラマの中の良い癒やしになっています。




裏の「サキ」よりこちらが視聴率が高いのも分かる気がします。





今回の評価は…7




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