悲しく切ないだけの終わり方だとイヤだなと思ってましたが、そうはならずに終わってくれてホッとしました。
日本テレビ 土曜21時
「泣くな、はらちゃん」最終回
主演…長瀬智也
脚本…岡田惠和
演出…菅原伸太郎
マンガに自分を描きこみ、はらちゃん(長瀬智也)たちの世界に入ってしまった越前さん(麻生久美子)。
それを知った百合子(薬師丸ひろ子)は越前さんを戻そうとノートを何度も振りますが、落ちてくる枠をよけて越前さんは戻ろうとしません。
しかし、自分のいた世界を嫌い、自分なんかあの世界にいなくても…と自分を卑下する越前さんをはらちゃんは、そんな越前さんはキライです。
世界と両想いになってください…と必死に諭します。
こんなに素敵な人なのに、あんなに素敵な世界なのに…
ストレートな言葉が響きました。
長瀬智也の真骨頂!
ひろし(菅田将暉)が自転車でノートをひきずり回し、越前さんははらちゃんとこちらの世界に戻ってきます。
新婚というものになろう…というはらちゃんの提案で、やがて来る別れの時までラブラブな日々を送る2人。
胸が痛くなる「切ない」という感情も知ったはらちゃんとの切ないやりとりは、
このドラマらしく、麻生久美子の笑顔が今回はとりわけ美しかったです。
2人で一緒にノートを開いて、はらちゃんが消えていくシーンも、切なく美しいものでした。
とはいえ、工場長となった越前さんの初回とは見違えるような成長も見られ、困ったらまたはらちゃんが現れるという終わり方で、ほのぼのと見終えることができました。
田中(丸山隆平)と清美(忽那汐里)もうまくいきそうだし、百合子もまたマンガを描きそうだし…
ひろしが描いてるのには笑えましたけどね。
今回の評価は…
♪世界~中の敵に降参さ、戦う意志はな~い の歌が強く耳に残ってます。
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