可哀想な弟…「カラマーゾフの兄弟」最終回 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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最終回は特にドンデン返しもなく、前回で分かった真犯人がなぜ犯行に及び、どうしたか?それを知った勲(市原隼人)は?っていう話でした。





フジテレビ 土曜23時10分
「カラマーゾフの兄弟」最終回


主演…市原隼人
脚本…旺季志ずか
演出…都築淳一




文蔵(吉田鋼太郎)が妻以外の女性との間に作った子供である末松(松下洸平)は、給仕係として黒澤家に潜り込みました。



あなたの子供だと名乗り出た時のことも忘れている父親の卑劣さを、働き出して更に知り…




3兄弟の中で唯一慕う存在の勲が、父親に殺意を覚えるという文章を書いてるのを見て、後押しされ、




勲のためにも…と文蔵殺しを実行したのでした。



自分は殺そうとまでは思ってない…とはねつけられ、末松は勲に飛びかかり首を絞めますが、手をゆるめます。




そして、毒を飲み自らの命を絶つのです。この人のためなら…と兄と慕った勲からの拒絶。




弟と認められなかった末松の絶望と孤独感…苦い結末でした。



謎解き待ちの回数かせぎの回があったことと、女性キャストの弱さが残念でしたが、




独特の濃厚な空気を凝った映像と音楽で作り出し、つい引き込まれて見てしまいました。




今回の評価は…7





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