引っ張りすぎでしたね、これも…「ラストホープ」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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最終回まで見て言える結論は、波多野(相葉雅紀)のエピソード以外は最後まで引っ張る必要が無かったってことですね。



フジテレビ 火曜21時
「ラストホープ」最終回


主演…相葉雅紀
脚本…浜田秀哉
演出…葉山裕記




橘(多部未華子)の父親(鶴見辰吾)が正当防衛だったという話も…




荻原(小池栄子)の母親をなぜ大森(小木茂光)が見殺しにしたかという話も…





古牧(小日向文世)が亡くなった息子をクローンで再生させるのを断念する話も…





副島(北村有起哉)が古牧の研究を拝借してアメリカへ行ってしまう話も…






どれもこれも終わってみれば、最終回まで引っ張るほどのこと?
でしかありませんでしたね。




細切れにやるより、それぞれをフューチャーする回に最後までやってしまった方が心も動いたとしか思えません。




医師どうしの横のつながりが無かったので、その方が良かったでしょうね。





最後まで引っ張るのは波多野の出生の秘密だけで良かった。そうやってシンプルであれば、感動ももっとできただろうに…と思うのです。



波多野は病弱で移植の必要な兄を救うために作った子供だったという事実。
ラストもまた兄を救うために…というのは皮肉で切ないものでした。




町田親子の移植の話も、波多野の過去とのつながりのためにやったみたいで、取り立てて感動もできませんでした。




うさんくさく描かれた鳴瀬(高嶋政宏)も分かってみれば大したこと無かったですしね。




いずれにしても狙い通りにいかなかった医療ドラマでした。
惜しいです。

主演が相葉雅紀だったから失敗というのは極論だと思います。




今回の評価は…6

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