毎クール終わるごとに私めが初回から最終回まで見た作品の中から選ぶアカデミー賞。
今クール、最終回まで見た作品は…
「ビブリア古書堂の事件手帖」
「ラストホープ」
「サキ」
「いつか陽のあたる場所で」
「書店員ミチルの身の上話」
「おトメさん」
「最高の離婚」
「夜行観覧車」
「信長のシェフ」
「泣くな、はらちゃん」
「カラマーゾフの兄弟」
「とんび」
「dinner」
以上13本
「まほろ駅前番外地」
「心療中」
は初回を見てないので残念ながら対象外とします。
選ぶ賞は9つ。
最優秀新人賞
最優秀主題歌賞
最優秀脚本賞
最優秀演出賞
最優秀助演男優賞
最優秀助演女優賞
最優秀主演男優賞
最優秀主演女優賞
最優秀作品賞
まずは最優秀新人賞…
「とんび」
二階堂陽向
旭役の3人の子役たちはいずれも良い演技を見せ、涙を誘いましたが、中でも「おとしゃん、おかしゃん」のセリフで強烈な印象を残したのが陽向くん。一番幼い時代の旭を演じた子です。
新人賞というとどうしても子役になりがちなので、今クールはもう1人…
「カラマーゾフの兄弟」
松下洸平
犯人の末松を演じた人です。まだ何本かしか連ドラに出ていない新人ですが、犯人役という抜擢にしっかりと応えました。まだ演技に硬さはありますが、雰囲気のある役者さんです。
次に
最優秀主題歌賞
「最高の離婚」エンディングテーマ
「Yin Yang」桑田佳祐
曲もさることながら、毎回この曲にのせてメインキャストの4人が踊るエンディングが楽しみでした。
毎回違っているという凝りようで、桑田佳祐まで出てくる贅沢なものでした。
そして、今クールはどうしても選びたいもう1曲が…
主題歌ではなく挿入歌なんですが…
「泣くな、はらちゃん」挿入歌
「私の世界」はらちゃん
♪せかいじゅうの 敵に降参さ～ 戦う意志はな～い
♪だからお願い～ かかわらないで～
私のことはほっといて～
このドラマの脚本の岡田惠和が作詞した曲で、オープニングテーマでもありましたが、つい口ずさんでしまうほど、耳にこびりついた曲でした。
続いて、
最優秀脚本賞
今クールはハイレベルな戦いが繰り広げられました。
「とんび」森下佳子
「いつか陽のあたる場所で」高橋麻紀
「最高の離婚」坂元裕二
「泣くな、はらちゃん」岡田惠和
いずれも他のクールであれば脚本賞取れそうな作品でしたが、この中から選んだのが…
最優秀脚本賞
「最高の離婚」坂元裕二
まぁ…とにかく個性的なキャラクターたちにしゃべらせるセリフがスゴかったですね。
それぞれの人物が他人に自分のことをベラベラしゃべるところとか、このドラマの名物でしたね。新たな手法だなと思いました。
続いて最優秀演出賞…
「泣くな、はらちゃん」
菅原伸太郎、狩山俊輔、松山雅則
突飛な設定をファンタジックで、かつウソくさくならないように見せる工夫がなされていて…
それが成功して美しく切なくほろ苦いドラマに仕立て上げていました。
次の記事では助演女優賞、助演男優賞を発表します。
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