このドラマ、時々ハッとさせるセリフが出てきます。
そのあたりが脚本の古家和尚のうまさなんですが、どうもキャストの演技がイマイチで、脚本の良さを殺している部分もあります。
フジテレビ 火曜22時
「幽かな彼女」第4話
主演…香取慎吾
脚本…古家和尚
演出…星野和成
「時間は一瞬、出会いは一生」とか、
いい言葉が出てくるんですよね、このドラマ。
しかし、キャストの演技に深みがないというか、その人自身の強い個性が前面に立ち過ぎているというか…
どうも物足りないドラマになってしまってるんですよね。
更に、このドラマの特色である幽霊たちの存在をストーリーに生かしきれてない…
そこが残念でなりません。
今回はダンス部の顧問である林先生(北山宏光)が中心の話でしたが、北山宏光はどうもジャニーズ色というか、アイドルくささが抜けなくて、どうも軽く見えてしまう。
彼が悪いのではなく、これはキャスティングした側の責任です。
同じことは前田敦子にも言えて、本性をあらわした河合先生を悪ぶって演じてはいますが、
う~~ん。
逆に抑えた演技に徹している香取慎吾には、もうちょっとどうにかして欲しいし、
いろいろ不満のたまるドラマです。
今回の評価は…
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