爽やかでほのぼのした最終回…「空飛ぶ広報室」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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このドラマらしい最終回でしたね。
リカ(新垣結衣)と空井(綾野剛)がそれぞれの立場で巻き込まれた東日本大震災とその後を、





深刻になりすぎずに絶妙なバランス感覚で描いて、気持ちよい終わり方でした。




TBS 日曜21時
「空飛ぶ広報室」最終回


主演…新垣結衣
脚本…野木亜紀子
演出…土井裕泰





明日東京で会おうと約束したのに、その日が大震災発生の日で…




被災地の松島基地にいた空井は救援活動に…
リカは連日連夜、大震災関連の報道におわれます。





発生後すぐに空井からは無事というメールは来たものの、その後はパッタリ…




しばらくぶりに来たメールで空井は松島基地に異動し、活動を続けるのでもう会えない…と告げられます。





このドラマらしいというか、淡々と、
その時期自体は直接的には描かず、




リカが、松島基地に取材に行き、基地で働く女性隊員から当時のことを聞いたり…




当時から被災者と親交が続いている鷺坂(柴田恭兵)について行って、被災者の今の声を拾ったり…




重苦しくなく、それでいてリアルさが伝わるように描いていました。





他の場所に行っていて、難を逃れたブルーインパルスが松島基地に戻り、基地周辺の住民に飛行を見せるクライマックスは、





鷺坂の粋なはからいでリカと空井が抱き合うシーンとリンクし、爽やかな気分にさせてくれました。




東京と松島と離れながら遠距離恋愛を続けるラストは空はつながっているから…っていう照れくさいオチでしたが、





新垣結衣と綾野剛の清々しさが、照れくささを払拭してました。





今回の評価は…7





最初はリカの生意気さや、鷺坂はじめ広報室のメンバーのおふざけが気になったドラマでしたが…




回が進むにしたがって自衛官をとりまく様々な事情が描かれ、感動的なエピソードがかなりありました。
















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