連続ドラマって第3話くらいまで見ないとわからないものですね。
このドラマも設定が非現実的すぎるからと早々にリタイアしなくて良かったな…と思えるほど面白くなってきました。
フジテレビ 火曜22時
「スターマン・この星の恋」第3話
主演…広末涼子
脚本…岡田惠和
演出…堤幸彦
前回登場した星男(福士蒼汰)の過去を知る女ミチル(木南晴夏)
佐和子(広末涼子)の家に乗り込んできて、星男に飛び蹴りならぬ飛び殴りをして度肝をぬかされましたが…
そういう女性が現れた以上隠し立てはできないとあっさり佐和子も観念して、事のいきさつをすべて白状します。
それを受けてのミチルの罵倒がまた凄まじく、日本一のふてくされ顔女優の木南晴夏が本領発揮のキレ演技を見せました。
何が星男だよ!
ロマンチックな名前とか付けてんじゃねぇぞ、ババア!!!
…とか、スゴいスゴい。
岡田惠和の脚本がいいので、堤幸彦も映像で遊ぶ必要もなく、ここのやりとりは見ごたえがありました。
佐和子も負けずに言い返す、言い返す…(笑)
年下男との恋に夢見た女の開き直りが、ちょっと哀愁も帯びていて、広末涼子vs.木南晴夏なかなかの名勝負でした。
ところでミチルの話によると、星男=タツヤは相当なクズ野郎だったらしく…
ミチルのもとから全部飲むと死ぬ薬を持ち出したようで…
薬びんには何も残ってなかったから、タツヤは死んで宇宙人に救われたってことなんですかね。
ミチルは幸せに暮らしてたらしき星男をあっさり解放してくれて、
佐和子のもとに戻ります。
ミチルから佐和子への伝言、
「人生最後のおままごとを楽しめば…」
っていうのも上手いセリフでした。
ミチルにはまた登場して欲しいものです。
あと、
私めのこのドラマのお気に入りキャラは國村隼演じる惣菜一筋40年の重田さんで…
今回はいかに拾われたかの身の上話や、揚げ油に手を突っ込んでも平気な
超人ぶりや、星男に抱きつき何かを感じて喜ぶさまや、相変わらず奥さんにどやしつけらる悲哀や…
いろいろ見せてくれて満足でした。
國村隼さんの目って、ちょっと埴輪の目みたいで宇宙人っぽいですよね。
今後も重田さんの言動が楽しみです。
あと、星男が戻ってきたときの三男の子が抱きつくの可愛かったし、
長男の子のホントは嬉しいのに的な演技も良かったし…
…でもって、私めの好きな安田顕が逃げた佐和子のダンナ役で登場。
そのろくでなしぶりが楽しみです。
今回の評価は…
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