祥明の強みを発揮した回…「陰陽屋へようこそ」第4話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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連続ドラマはやはり主人公が魅力的でひきつけるものがある…というのが作品的成功の第一の要因であることは間違いありません。




その主人公の良さを引き立てるために、脇役たちやゲストがそれぞれのキャラクターを発揮するというのが理想です。





今回のこのドラマはそのへんが比較的うまくいっていて、見やすい回でした。




フジテレビ 火曜22時
「よろず占い処陰陽屋へようこそ」第4話


主演…錦戸亮
脚本…黒岩勉
演出…植田泰史




今回相談に来るのは、祥明(錦戸亮)がホスト時代に30歳までに結婚できると占ってあげた季実子(関めぐみ)。




30歳になってしまう3日後までに結婚できなければ外れるから、自分と結婚するか結婚相手を見つけてくれ…と目玉をひんむいて迫ります。



恋愛経験無しの路子(倉科カナ)が祥明のニセ恋人になりすまし、季実子が見てる前でぐだぐだデートするあたりは…イマイチな空気が流れましたが…




前回あたりから路子のガリ勉キャラゆえのトンチンカンぶりが、うまく倉科カナにはまって、今回もそれがうまくいかされてはいました。




今回のエピソードが良かったのは恋の相談だったために、元ホストである祥明が経験上培ってきた女性への観察力や柔軟な対応、会話力がうまく生かされた点にあります。



錦戸亮がそのへんを細かい表情の変化を巧みに使って、表現していました。



会社にもぐりこんで情報収集し、ちょっと意表をつく展開で、鮮やかに解決する後半は予想外に見ごたえがありました。




多くを期待しすぎずに見ていると、なかなか良いドラマだな…と思わせてくれる…そんなドラマです。



瞬太(知念侑李)といつも屋上でだべっているクラスメート2人に至るまで、脇のキャラクターが回を重ねるにしたがい、イキイキしてきているのも良いなぁと思います。



視聴率が1ケタなのが残念な作品です。




今回の評価は…3



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