このドラマは取り調べシーンがメインになるわけで、
やはり取り調べられる犯人が手ごわければ手ごわいほど
ドラマとしては面白くなるんですが…
今回は浅野和之が死刑判決を受けたジャーナリスト役で登場。
渋いながらも脇役の名優の一人である浅野と天海の対決に
期待を寄せたのですが…
テレビ朝日 木曜２１時
「緊急取調室」第７話
主演…天海祐希
脚本…井上由美子
演出…常廣丈太
ジャーナリストらしく弁の立つ真田（浅野和之）は
真壁（天海祐希）をけむにまくように
饒舌にいろいろと話しかけてきます。
３人殺した内、遺体の見つかってなかった最後の１人が出てきて、
その殺され方や遺棄場所が違うために怪しむわけですが…
頭脳的なかけひきみたいなものは結局無くて、
またいつもの通り情で落とすという方法で、
がっかり…でした。
子どもが描いた絵って…。
今回は真田に部下（堀内圭亮）が情報屋として利用され
警察を追われたことを恨みに思う小石川（小日向文世）と
元暴力団担当で真田に殺された被害者は足を洗って
堅気になろうとしていたのに…と同情し真田を憎む菱本（でんでん）も
からめてはきたのですが、前回の中田（大杉漣）の絡み方より
更に中途半端で、つくづくこれだけ名優をそろえていながら
もったいないドラマだと思わざるをえませんでした。
１話完結と思いきや、真田は真壁の夫（眞島秀和）の死について
何か知っているらしく、それは小石川の元部下も関係があるようで…
ずっとひっぱり続けている夫の死もやっと分かり始めるようです。
あまり興味はないですけどね…。
今回の評価は…