このドラマ、「ブラック・プレジデント」と並んで、リタイアの有力候補ですね。
見ても見なくてもどっちでもいい感じが、作品全体に漂っている…
そんなドラマになってしまっています。
フジテレビ 水曜22時
「SMOKING GUN~決定的証拠~」第2話
主演…香取慎吾
脚本…酒井雅秋
演出…村上正典
まず舞台となっている民間科捜研ってものの存在意義が依然として分からない…
所長(鈴木保奈美)が縁(香取慎吾)たちに仕事を取って来い!とハッパをかけて、取ってきた仕事が、
科捜研が別の事件で手一杯だからその代行って…………………
あれ?このドラマって警察や法律が扱わないものを科学捜査するドラマじゃなかったっけ?
忙しいからその代行って?それは禁じ手というか、せめて何回かやってからの変則パターンとしてやらないと…。
だったら、素直に科捜研を舞台にしてやってくれってことになっちゃいますよ。
ドラマとしての軸がしっかり定まってないから、主人公のありようもどうも中途半端で、
この役をなぜ香取慎吾が演じなければならないか…という要素が見受けられないのも、作品にひきつける力が少ない理由で…
別に同じSMAPの草なぎ剛や稲垣吾郎が演じたっていいんじゃない?くらいの役にしか見えないんです。
主役がそんな感じだから周りも右にならえで、今後1人ずつ所員をフィーチャーしていくのかもしれませんが、興味のわく人物もいません。
科学捜査の技術もないのに仲間入りした桜子(西内まりや)なんて、可愛いからまだ許せても、邪魔な存在でしかない状態です。
縁の過去を知る刑事役の谷原章介も、同じ科学捜査がテーマの「ホワイト・ラボ」に出てるんだから、こっちは断ればいいのに…って余計なこと思っちゃうし…
今回なんかも、かかわる事件は中途半端に人情味があったり…
どうも作品が目指す方向性がブレブレな気がします。
立て直しは難しそうなので第3話見たらリタイアしてしまうかもしれません。
今回の評価は…
Android携帯からの投稿