最後まで主義を通した佐久…「TEAM」最終回 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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このドラマらしさを通した最終回だったと思います。

佐久(小澤征悦)は殺人事件の真実を明らかにするためには

反感を持たれようが、今回などは異動になろうがひるまないという信念を通したのです。





テレビ朝日 水曜21時

「TEAM~警視庁特別犯罪捜査本部~」最終回


主演…小澤征悦

脚本…吉本昌弘

演出…猪崎宣昭





今回は遺体の上がった山梨県警の連中は早々に捜査からはずし、

いつもの13係と稲葉(菅原大吉)が係長の8係との合同捜査。





今回殺された男は実はまもなく死刑がおこなわれる死刑囚の事件の真犯人で、

その時の捜査をした稲葉や検事だった法務大臣(石橋蓮司)が隠蔽しようとするのを、






佐久はわざと山梨の所轄に飛ばされ、13係のメンバーと一緒に

稲葉を罠にはめ、事実を明らかにし、法務大臣を辞任に追い込むのでした。







そんなうまいこといくのかな?とは思いましたが、

表面上はドライな佐久の熱いところがうかがえ、

その意気に感じ協力する13係のメンバーとのいつか芽生えた絆、

相変わらずのらりくらりと立ち回る谷中(西田敏行)のタヌキぶりなど…







最終回としてはこのドラマのエッセンスが出た回であったとは思います。







刑事ドラマはあまり見ない私めですが、

捜査する者同士がギスギスいがみあいながら捜査をする…というのがユニークで、

ついつい最終回まで珍しく見てしまいました。






しかし、刑事ドラマファンにはこの異色さがご不満らしく

視聴率的にはふるわなかったのは残念です。






今回の評価は…4