あるゾンビ映画でめちゃくちゃ俊足で走るゾンビを見たときに
それって無しでしょうと思ったことがあります。
ゾンビは緩慢な動きが間抜けだからいいんですからね。
そんなゾンビのダメさを思いっきり前面に出したのがこのドラマです。
テレビ東京 金曜24時12分
「玉川区役所 OF THE DEAD」 第1話
主演…林遣都
脚本…新井友香
演出…河原雅彦
一時は世界に蔓延したゾンビでしたが、
動きが緩慢で戦闘能力も乏しいので、徐々に減って行き、
今では噛まれてもゾンビにならない予防接種もできているので、
街中に仮にゾンビが現れても誰も怖がりもしないのです。
しかし異臭を放つので捕獲しなければならず、そこで出動するのが
区役所の特別福祉課の行動班なんです。
そんな役割は誰もやりたくないわけで
区役所の中でも特別福祉課はダメ人間のふきだまり。
しかし、そのゾンビに噛まれても大丈夫なはずが
ゾンビになってしまう人が出始め、
福祉課のダメダメ君の赤羽(林遣都)も頑張らなければならなくなるという話のようです。
ゾンビを処理するのが特別福祉課で、ゾンビを「死なないご遺体」と呼ぶとか、
ちょっと皮肉な目線を感じさせるのが面白いところで…
林遣都がぎょろ目をいかしてなかなかのコメディアクターぶりを発揮しています。
くだらない世界観のドラマがお好きな方にはおすすめです。
今回の評価は…