これまでいつもハッピーエンドだったので、今回もと思って安心して見ていたら、メインの人物がまさかの事故死。
あれ!?今回はバッドエンド?とドキっとしましたが…
フジテレビ 火曜22時
「素敵な選TAXI」第4話
主演…竹野内豊
脚本…バカリズム
演出…星野和成
今回は雇い主を怒らせクビになった男(勝地涼)が、バスの中で宝くじを拾い、
それが1億の当たり券と知って、換金しに行こうと枝分(竹野内豊)のタクシーへ。
しかし、換金の締め切りが今日だったり、渋滞にハマったりで銀行に間に合わず、選TAXIを使うことに…
それからリトライするものの、そのたびにまた新たな障害に阻まれ、何度リトライしてもうまくいかず、ついには落下物の下敷きに…
ありゃ~、今回はバッドエンドかよと、イヤ~な気持ちになったら、さにあらず。
ちゃんと選択肢αが用意されていて、男は宝くじを拾わず、雇い主に謝り、今まで通りに暮らすというささやかなハッピーエンドに。
鮮やかなオチのつけ方にホッとさせられました。バカリズムにとっては、してやったりでしょう。
連ドラならではの小ネタの散りばめ方も抜かりはなく、今回はタイムスリップ感をトンネルを走ることで出してみたり、
毎回登場するドラマ「犯罪刑事」の撮影現場に通りかかったり、
(浅利陽介演じる不良鑑識官がツボ…(笑))
冒頭とラストに登場する喫茶店のシーンも、冒頭のフリがラストで見事にオチになり、更にひとひねりある感じも毎回の楽しみになってきました。
竹野内豊が役を楽しんで演じているのが画面からよく伝わり、それが作品全体をいいムードにしています。
しかし、枝分という役は喫茶店でも、タクシーでも、座ってばかりの役ですね。
今回の評価は…
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