宙ぶらりんの主人公…「警部補・杉山真太郎」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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私めは本格的な刑事ドラマに興味がなくてテレビ朝日がやっている人気シリーズ(「相棒」「科捜研の女」「警視庁捜査一課9係」)はことごとく見てないんです。





そんな私めが見る刑事ドラマは他と違うユニークなところがあるかどうかで…






TBS 月曜20時
「警部補・杉山真太郎~吉祥寺署事件ファイル~」第2話

主演…谷原章介
脚本…もろさわ和幸
演出…竹園元





このドラマの特徴は主人公の杉山真太郎(谷原章介)が妻に先立たれまだ幼い子供3人を抱えシングルファーザーであるところ。






なので家庭の事情から刑事を辞めようと思っていて、退職願を出しているものの、





課長(佐野史郎)は杉山の優秀さを惜しみ保留にしている…という状態。





つまり宙ぶらりんな状態で、今回もたまたま被害者に事件直前に会っていたから、捜査に関わらざるをえなくなる…というのがユニークではありました。







しかも、事件にも子供をからませ、小児がんで入院している被害者の弟と杉山の息子がリンクするあたりは、うまく作っているなと感心しました。





谷原章介自身も子沢山なせいもありますが、子供との接し方がナチュラルで、その点もハマリのキャスティングなのです。

 



ただ刑事ドラマファンの方には事件的にはさほど驚きはなく、そちらは弱いので不満だろうなとは思います。






この先、仕事と家庭の板挟みになる杉山をどううまく描いていけるか、事件にからませられるかが勝負でしょうね。





今回の評価は…3



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