高畑淳子が強烈すぎて…「ナオミとカナコ」第1話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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ま~大体予想どおりの中身でしたが、予想外だったのは高畑淳子演じる中国人の女社長が強烈な存在感で、かなりストーリーの中でも重要な役割ということでした。





それはヒロインの広末涼子がかすむほどでもありました。





フジテレビ  木曜22時
「ナオミとカナコ」第1話

主演…広末涼子
脚本…浜田秀哉
演出…金井紘





第1話ではヒロインの直美(広末涼子)が、大学時代の親友加奈子(内田有紀)が夫(佐藤隆太 )にDVを受け苦しんでいるのを知るまでを、じわりじわりと描いてました。






DV自体の描写は極力控え、思わせぶりなカットを積み重ね、DVを匂わせていく。
加奈子の追い込まれ具合が分かっていくプロセスをうまく見せました。





なぜ夫を殺すという突飛な行動に至るか、そこに説得力がないとこのドラマは成立しないわけで、





女社長が殺してしまえばいいという言葉が、直美を後押しするというのはなるほどなと思いました。





それにしても、中国語なまりを駆使して胡散臭さとしたたかさ、それでいて真っ当さを兼ね備えた女傑を、高畑淳子ならではの演技で見せていて圧倒的でした。





初回の視聴率は厳しい数字でしたが、もうちょっと上がってもいいと思います。






今回の評価は…4