いまだに受け入れづらい亀梨の演技…「怪盗 山猫」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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う~~ん、回を追って慣れてきたせいか、抵抗感は減ってはいるんですが、やはりまだダメですね。

そこまでテンションの高い演技をしないとダメなのか?それがどうしても引っかかってしまうのです。







亀梨和也が頑張って演じているのは認めるし、脚本や演出の要求に応えようとする役者根性は評価したいところですが、








ここまで彼にやらせる必要があるのか?って私めにはどうしても思えてしまうんですよね。

視聴率が初回から下がり続けている原因もそんなところにあるのではないでしょうか?







日本テレビ 土曜21時

「怪盗 山猫」 第4話


主演…亀梨和也

脚本…武藤将吾

演出…猪股隆一







脚本の武藤将吾は「家族ゲーム」で櫻井翔に、「若者たち2014」では妻夫木聡にハイテンションな演技をさせた人ですから、明らかに意図してこれまで亀梨和也が演じたことのない演技をさせようとしているんだと思うんですね。







確かに「家族ゲーム」では櫻井翔の演技の幅を広げてみせることに成功していましたが、この作品でのこの役での亀梨和也…ということで言うと、ちょっと疑問なんですね。






無理にそう演じさせてしまっているという方が立ってしまっていて、山猫のキャラを魅力的にすることまで至っていないと思うのです。






悪ぶったところと奥底にある善良性、今回は山猫が殺したのではと怪しまれた細田(塚地武雅)に関する真実に迫って、ラストの墓参りで山猫の優しさがチラッと見えたりしてその二面性が際立ったのは良かったのですが…






そういう二面性をいかに魅力的に見せるかをスタッフはもう一度考え直して修正していった方がいいのに…と私めには思えてならないんです。






やはりこの作品が大事にすべきは悪いヤツを貯めこんだ大金をまんまと山猫が奪うという痛快さだと思いますし、







そういう意味で、「ルパン3世」の銭形警部的なキャラになりそうな犬井(池内博之)という新キャラの加入はちょっと可能性を感じさせました。







関本(佐々木蔵之介)が仲間なために警察側にくやしがるキャラがいないと面白くないですからね。

今クール、日本テレビでは唯一見ているドラマになってしまいましたから、全滅にならないように作品がよくなることを願っています。







今回の評価は…3