テンポが良くて盛り沢山だったけど…「スペシャリスト」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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今回で4話まで1人で脚本を書いてきた戸田山雅司が、さすがに書き続けるのは大変だからか、交替し徳永友一になりました。






脚本家が替わっても序盤からトントンとテンポ良く展開していくのは同じだし、試写会場という閉鎖空間での時限爆弾ものというこれまでの回とはまた違うパターンで飽きさせるところが一切無いのも同じでした。








ただいつもより必要以上に盛り込みすぎたというか、二転三転を無理にさせた感があって、手放しでは褒められない回ではありました。







テレビ朝日 木曜21時

「スペシャリスト」 第5話


主演…草なぎ剛

脚本…徳永友一

演出…及川拓郎







テンポの良さや二転三転する展開ってことにとらわれすぎていて、犯人の刑務官(東根作寿英)や、彼を操っていた俳優(神尾佑)やらの動機やら人物像にどうも深みが無いというか、描き足りないところがあって、そこが物足りない気がしました。







このドラマの良さは、捜査する側も捜査される側もしっかりと描かれていて、それでいてダレ場なくテンポの良さで見せきるところにあるわけで…







今回はいろいろと強引なところもあり、草なぎや南の好演でカバーはしていましたが、戸田山&七高コンビがめざしているものとは、ちょっと異質なものを感じずにはいられませんでした。







…とはいえ、爆弾の解除までは十分楽しませてもらいましたけどね。

欲を言えば…の注文です。







今回の評価は…4