初回はあまりにコミカルさが少なくて面食らってしまったこのドラマですが、
今回のドラマはマジメに書こうというクドカンの意図を知った上で第2話は見たので、落ち着いて見ることができました。
日本テレビ 日曜22時30分
「ゆとりですがなにか」第2話
主演…岡田将生
脚本…宮藤官九郎
演出…水田伸生
ま~そう思って見れば、ところどころにやはりクドカンらしいくすぐり笑いは散りばめられていて…それなりに楽しめるドラマにはなってます。
今回だと、レンタルおじさん(吉田鋼太郎)の正体が明かされ、実はポン引きの道上(柳楽優弥)の父親らしく、
金をたかりに来た時に山路(松坂桃李)の話を盗み聞きし、それをネタに騙したらしいのですが…
相談に乗る側のおじさんが謝りまくって立場が悪くなりペコペコする感じを、吉田鋼太郎が素に近い演技で見せていて、
邪険にする山路との対比が面白かったです。
今では若い奥さんがいてその子どもに「まうい」ってつけてたり、レンタルおじさんの能天気な感じが、いいスパイスになっています。
ただ話自体は深刻で、坂間(岡田将生)が叱ったために会社に来なくなった山岸(太賀)は、自殺はしてなくて、
労組や弁護士を引き連れ、坂間に土下座して謝れと乗り込んできたのでした。
太賀の憎々しい荒れっぷりが圧巻のラストでした。
坂間は忍耐しきれるんでしょうか?
あと、道上の妻のキャラクターもなかなかすごくて、道上の家での服をはじめ、家の中がスゴかったです。
今回の評価は…